シャドーイング編

no.53シャドーイング編 マーク・メドウズ大統領首席補佐官インタビュー Trump’s Chief of Staff Mark Meadows Talks about COVID

こんにちは!本日もリスニング日和ですね!

今回のリスニング日和は、米国トランプ政権で大統領首席補佐官Chief of Staffを務めたマーク・メドウズさんの在任中のインタビューです。トランプ政権の最後の1年は新型コロナウィルス対応にてんてこまいでした。トランプ大統領をはじめ、政権関係者が次々と感染し、対策がいい加減だ、隙がありすぎると各方面から非難される日々・・・。2020年10月末のインタビューで、結局何人感染してるんだとテレビ司会者から聞かれた時の答えが、今回、練習に使用する音声です。普通にしゃべるスピードで話している原稿なしのフリースピーチ。何度もシャドーイングを繰り返して活きた英語を耳に染み込ませてください。

当時はコロナ1年目で世の中の雰囲気も暗く、しかもあと数日で大統領選挙というタイミングで、大変苦しい受け答えをするメドウズさん。まずお決まりのChinaの一言を出し、さらにポジティブな点(死亡率の低下)をアピールして切り抜けようとしています。そこらへんの話の転回方法にもご注目ください。ちなみに彼自身、このインタビューの直後に感染しました。対策してても、なってしまうものはなってしまうのですかね。気を付けます…

ネイティブ英語の聞き取りを強化するシャドーイング編。<一語一句精密に聞きとる力>を鍛えましょう。単語1つ1つをセパレートして聞きとれるようになったら成長を実感できるはず。

<1回聞いただけで瞬時に理解する力>を鍛えるリプロダクション編はこちら

今回は冒頭から1分弱を使って練習します。

準備:ヘッドホンをつける。自分の声を録音するレコーダー。 (英文スクリプトと日本語訳は一番最後にあります。必要に応じプリントアウトをして下さい。)

①First Shadowing 録音なし

まずは腕試し。スクリプトを見ずに初見シャドーイングをしてどこまでついていけるか、挑戦してください。ここではまだ自分の声を録音する必要はありません。英語音声を再生し、聞こえてきた音をしっかり声を出して正確に発音するよう心がけましょう。

しっかりついていけたかな?おいてかれた時は、入れるところから再度インすればよいですよ。

シャドーイングの詳しい説明はこちら

②Transcript Check

英文スクリプトをみながら音声を聞き、内容を確認しましょう。聞こえていなかった単語はありますか?聞こえていたけど口が追い付かなかった部分もチェック。音読して口を慣らすとよいですよ。

③Trial Shadowing & Performance Check 

さあ、繰り返し練習です!英語音声を再生し、スクリプトは見ないでシャドーイングしましょう。自分の声を録音して、全ての単語を発声できているかチェックしましょう。ついていけなかった部分、聞こえなかった音があれば、やはりスクリプトを音読してから再度挑戦するとやりやすいと思います。

④Final Shadowing 

最後に仕上げのシャドーイングを。英語音声を再生し、スクリプトは見ないでシャドーイングします。この④は、翌日復習のために行うのもよいですよ。英語の音を耳で覚える、記憶の定着です。/

丁寧にやってみると、結構骨の折れる作業ですね。でも割いた労力の文だけ、リスニング力がアップしているはず。マスターできるまで、繰り返し練習してみてくださいね。

リプロダクション編はこちら!

リスニング日和でリスニング習慣、頑張ってください!

以下、スクリプトと抄訳です。

ANCHOR: How many individuals in the vice president’s office or the White House have tested positive this week? And how many of them have symptoms?

MARK MEADOWS: You know, we don’t give out that kind of information. Obviously, Marc Short and a couple of the key staff around the vice president have come down with the coronavirus.

It just goes to show you that we continue to face this enemy that came from China.

And yet what we also know is, the one area that — where we are rounding the corner is really the death rate as it looks to that. Our ability to handle this has improved each and every day, each and every month. And when there were estimates that as many as 10 percent of the population that got this would actually experience a fatal result, we’re now down to 2.6.

Every death is too many. But, hopefully, we’re going to get this to the point where it’s not as lethal as the flu.

アンカー:今週は副大統領のオフィスやホワイトハウス内で何人が陽性になりましたか?そのうち有症状は何人ですか?

マーク・メドウズ:そうした情報は公表しません。確かに、副大統領の重要スタッフでは、マーク・ショートなど数人が感染しました。

我々が引き続き中国からの敵と対峙しているということを示しています。

もう1つ確かなことは、死亡率という点で改善がみられるということです。我々の新型コロナウィルスへの対応能力は日に日に、毎月ごとに向上しています。かつての統計では感染すると死亡率は10%だったのが、現在は2.6%まで下がりました。

勿論1人でも死んではなりませんが、死亡率をインフルエンザ以下におさえていければと思います。

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